Qooneru’s diary

日々の生活で感じたことを書いてます。

これって裏切り行為だと思う

★ 営業職の友人

     営業の仕事をしている友人がいる方って、たくさんいらっしゃると思います。私にもいます。その方のことを私は親友と思ってました。

     ある時にその友人は私に「うちの会社の○○って凄く良い物だから買わない?」と言ってきました。私もついつい彼女の営業成績にも貢献できるし、良い物なら買ってもいいかなぁ…なんて甘い考えが浮かんでしまい、購入してしまいました。(ちなみに数百万単位のものです)

    でも、よくよく聞いてみたら、彼女自身は彼女が販売してる物を購入してないのです!

    人に勧める以上、勧めてくる本人が所有して使うなり何なりしてから、コレはいいものだって実感してから勧めるべきだと、私は思うのです。要は私は、彼女の営業成績アップの為に利用されたわけです。彼女は、私を売ったとも言えます。

   

    それ以来、彼女の事が信用できずになるべく付き合わないようにしました。食事等に誘われても断り続け、LINEもブロック、フェイスブックも友達から削除しました。

 

★ 友達って何なんだろう

   今思う事は、ハッキリと彼女に対して、「貴方のした事は私への裏切り行為です。そんな事してると友達失うよ。もう交際はやめましょう」と言ってあげれば良かったかなと思っています。

     未成年でもないし、いい歳した大人だから、そんな事は自分で気付くべきものだと言ってくれる人もいましたが、物を買う買わないは、私自身が判断して決めるべきことであって、彼女が100パーセント悪かったとは言い難いとも思っています。

    

    今回の件で、人間は簡単に友人を利用する生き物であるとわかって、とても勉強になりました。いくら仲が良くても簡単に信用してはいけないものなんですねぇ。なんだか殺伐とした気分になってきますが、利用されるの前提で付き合いは、成り立つのかと割り切るようになりました。

 

★ 審美眼を鍛える

    信頼できる人とだけ付き合うならば、人を見る眼を養う事に尽きると思いました。自分に対して優しい言葉を掛けてばかり来る人を人は信用しがちだと思うのですが、本当に自分の事を考えてくれる人は、時として厳しいことも言ってくれる人だと思います。

    そして、もし営業職の友人なら、自分の会社の製品等を容易に勧めたりしてこない人だとも思います。逆に「貴方の会社の製品ていいの?」って聞かれるまでは、絶対に勧めないと思うのです。損得で交際をするって悲しいですよね。損得勘定抜きで付き合っていける人が本当の友人じゃないでしょうか。

 

    信頼できる人を見抜く力『審美眼』を鍛える。大人の付き合いは、これが大事だと思います。情に流されるような付き合いは不要。情をかけることは、当人にも良くないことです。

    自分と気が合わない、価値観が合わない人と付き合うこと自体、時間のムダだしそんな付き合いは長続きせず、いずれ終わります。皆さんも営業職の友人がいらっしゃる方は、十分お気をつけ下さい。