Qooneru’s diary

日々の生活で感じたことを書いてます。

電車の中で…

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⭐️最近よく見る光景

    会社員の私は、平日ほぼ毎日電車通勤しています。朝の通勤で、乗り換えの駅の3駅くらい前までかなり混み合います。

    そんな中、杖をついて電車に乗り込む初老の男性をよく見かけます。こんな混んでる時間帯に電車に乗らなければならない事情があるのでしょうけど、脚が不自由だから気の毒だなぁといつも思ってしまいます。

    その男性は、いつも優先席の方へは行かないで、普通席の方に入って来ます。優先席の方へ行くと、席を譲れとアピールしてると思われるのが嫌なのかもしれません。

    朝の結構混んでる通勤電車の中、普通席に座っているのは、会社勤めのサラリーマン風の人が非常に多いです。でも、まず普通席に座っているそのサラリーマン風の人たちが、杖をついて立っているその男性に席を譲る光景は目にしたことが無いです。

    眠くて寝ているため、杖をついてる人が目の前に立っても気付かない人。スマホに夢中で気が付いていないのか、気付かぬフリをしてるのか定かでない人など、色々ありますが、殆ど誰もその男性に席を譲らないです。男女ともなんですが、乗客の8〜9割がその時間帯は男性が占めているのですが、日本の男性は冷たいなぁと思うと共に、紳士的な身なりはしていても、精神面での幼稚さが滲み出て見えてしまいます。

 

⭐️サラリーマンは疲れ切ってる

    今の日本のサラリーマンは、心身ともに疲れ切っていて、日々、自分と家族の事で精一杯。他人を思いやる気持ちを持ち合わせるなんて余裕は、ほぼ無いに等しいです。他人を思いやる場合は、自分にとって利害関係がある人物に対してだけなんだろうなぁ…なんて考えさせられます。

    今の日本は、物質的には豊かで、お金さえあれば殆どの物は手に入るけど、豊かな物に囲まれていても、脚の不自由な人に席を譲ることすらしない心の貧しい国ニッポンだなぁって平日毎朝電車の中で感じます。

 

⭐️一昨日に

    一昨日、その杖を持った男性が私の斜め前に立ったので、私は席を譲りました。目の前に立たれた50代後半程のサラリーマン風男性は、居眠りもしてないのに、もちろん知らん振りでした。

    情けないけど、これが現代の日本人が持ち合わせているパブリックマナーの平均的レベルなのかしらと悲しい気持ちになりました。それと同時に、自分は貧しい心の持ち主にならないように気を付けなきゃねと思えた瞬間でした。