Qooneru’s diary

日々の生活で感じたことを書いてます。

没個性

◉安心感

   人って、小さな時から周りの人と自分を比較したり、比較されたりしながら生きてきています。最近は、周囲と比較せずに自分は自分、他者とは違っていいんだ!って意識が強くなってきてるなぁと思います。

    10年、20年前と比較するとだいぶ日本人の意識、考え方が変化を遂げてます。では、自分はどうかと言うと、周囲の人たちと自分が同じレベルだったり、周囲の人たちと同じような行動をしていたりすると安心感を得ることも確かにあります。でも、周りの人と同じじゃ平凡でツマラナイ❗️生きてるって感じが全くしないという気持ちの方がだいぶ強いです。

 

◉日本の教育

    日本の義務教育は、素晴らしいと確かに思います。殆どの子供が読み書きが出来るようになり、基礎的学力をある一定のレベルまで上げることができます。これは、世界に誇るべき日本のシステムだと思います。ただ、日本の学校教育の現場が日本の没個性の原因ではないかと思うこともあります。

    私は、小中学校は地元の公立の学校に行き、高校は県立の高校へ行きました。まあ、高校は義務教育圏外ですが、今思えば個性が育たない環境でした。

    まず、制服が没個性の象徴ですね。スカート丈だのソックスの色や長さ。ソックスにワンポイント刺繍があったらダメとか。また、髪型も肩に届くなら縛れとか、パーマもヘアカラーもNG,ゴムの色は黒か茶色とか、もちろんお化粧はダメだし、色付きリップもダメ。ダメ、ダメ、ダメのオンパレードでした。

    何故、見た目を統一しようとするんでしょうかね?人間はロボットじゃないし、画一的な動きをする生き物ではないです。体型もそれぞれだし、髪の色もそれぞれ違う。

    自毛が茶色い生徒は黒く染めて来なさいとか言われてた子もいました。その子が本来持っている自然な髪の色を無理矢理黒く染めさせるなんて、ナンセンス❗️

    こんなの教育でしょうか…学びやすい服装。動きやすい服装。リラックスできて勉強に集中しやすい服装って人それぞれかと思うんですよね。制服は、毎日着ていく服を考えなくて楽。経済面でも家計に優しいと言いますが、私は何しろ制服を着て授業を受けるのが、窮屈で仕方なかったです。

    また、制服に始まり、周りと同調し、目立つ行動はとらないで、周囲とのバランスや空気を読みながら行動する。先生や親の顔色を伺いながら生活して、従順な子供でいるのが1番良い生徒と思われがちだと思います。

    結局のところ、真面目に働いて文句も言わず、上司には逆らわず、そして沢山お金を稼いでくれて、その分、税金も沢山払ってくれる労働者を作り出そうとしている教育システムとしか思えないんですよね。それと、小学校、中学校、高校とお金についての教育って殆どありませんでした。お金の話はタブーみたいな雰囲気があった気がしますね。お金って生きていく上でかなり重要なことだし、正しい知識がないと、お金で失敗するリスクがかなり高くなると思うんですよね。

    子供の時からお金に関する教育を親なり、学校で教えてあげれば、変な金融商品に騙されたり、詐欺に遭うことも激減するのではないでしょうか。

 

◉  同調するのはもうやめた

    私は、親の顔色を伺ったり、親の言うなりにしか行動出来ない子供は、まともな大人になれないと考えています。

    小さい頃から親に対してやってきたように、大人になっても常に周囲の人たちの顔色ばかりを伺って、自分の意見も言えず、あるいは自分の意見を持っていなかったり、何も考えていない大人。どう思いますか?このような人とは、絶対に仲良くなれない。どんどん個性を前面に出して来る人が人を惹きつける魅力を備えていると思うのです。

    私は、最近ですが自分の意見は、ハッキリ言うことに心掛けています。アイデアを求められたら、ダメ元でも意見を述べます。無駄と思うこともハッキリ伝えて、何故それが必要なのか理由を聞いて、納得できなかったら無駄な事はしないようにしています。周りがどう思うと、自分が心地よいと感じる環境を目指すようにしています。周囲を見て、自分は変わっていると思っても気にしない。これが私なんだからって自分に言い聞かせてます。

    本当、同調して生きても、その先には後悔の念しか無い気がして、考え方をガラッと変えました。つまらない飲み会には参加しません。時間とお金の無駄ですから。その時間とお金を使って自己啓発に努めた方が、新たな世界へ向かえると思いますよ。

 

    同調ばかりの人生なんてつまらない人生です。もっと1人ひとりが個性を主張できる世の中になれば、日本はもっと元気な国なると思います。